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丹沢 塔ノ岳 鍋割山 三ノ塔
HIKE ONEDAY 丹沢

【丹沢】鍋割山から塔ノ岳、三ノ塔縦走【HIKE】

ちょっと長めのデイハイキングがしたいなと丹沢へ。丹沢には丹沢主縦走と丹沢主縦走という、20キロオーバーでコースタイムも長く、累計標高差も2500m前後なコースが2つあって、そのうち歩いてみたいなと思っているんだけど、今回はその準備段階として、その2つのコースから外れる鍋割山と三ノ塔を、大倉をトレイルヘッドとしてループで繋いでハイクして来た。特に塔ノ岳から三ノ塔は、鎖場があったりなかなか楽しめるコースなので楽しみだ。

●歩行距離 19.2km / 累計標高差 1700m / 山行6時間50分 休憩40分 (コースタイムの0.8x位?)

丹沢 塔ノ岳 山頂 富士山
塔ノ岳山頂からの眺めは迫力がある。富士山も綺麗に見えた。
大倉 鍋割山 登山口
大倉から鹿対策のネットをを開けてスタート。しばらくは林道歩き。

トレイルヘッドの大倉をスタートして鍋割山方面へ進む。しばらくは林道歩きが続き退屈してしまうが、大倉を起点にループするなら我慢して歩こう。

鍋割山 二俣
二俣を過ぎてしばらく行くと山道らしくなってくる。
丹沢 後沢乗越 鍋割山
後沢乗越まで来ると景色が開ける。

大倉から鍋割山、塔ノ岳辺りまではトレイルも歩きやすく景色も開けているので気持ちよく歩ける。

鍋割山 鍋割山荘 山頂
鍋割山山頂。鍋焼きうどんが有名らしい。デイハイクでは基本的には行動食とおにぎりしか食べない。
鍋割山 山頂 富士山
鍋割山山頂からは綺麗に富士山を眺める事が出来る。

僕はいつまでたっても鍋割山の名前を覚えられない。鍋割なのか、割鍋なのか、さらに山荘の鍋焼きうどんが有名なので、余計ややこしくなる。

丹沢主稜 塔ノ岳
丹沢主稜を眺めながら、塔ノ岳へ向かう。

鍋割山から塔ノ岳へは丹沢主稜を眺めながら軽快に進むことが出来る。途中一瞬ガスが出たが、それも一瞬で基本的には天気も良かった。

塔ノ岳山頂 修験道
塔ノ岳山頂。 修験道として今でも実際に使われている。

ここまでのトレイルと比べて、塔ノ岳から三ノ塔までの表尾根はちょっとだけ険しくなる。

丹沢 表尾根 三ノ搭 塔ノ岳
一番奥の高い山まで稜線を歩いていく。
丹沢 表尾根 鎖場
人気のコースなのでハイカーの数も多い。
丹沢 表尾根 鎖場
途中鎖場も出てくるが、鎖を使わずとも問題ない程度の物。
丹沢 表尾根 鎖場
鎖場の難易度よりもハイカー渋滞の方がネック。

途中鎖場があるんだけど、鎖場自体の難易度はなんて事は無い。ただ人気のコースなので、鎖場でハイカー渋滞が発生する。最初からこの渋滞を考慮してプランニングしたり、この渋滞を使って休憩や行動食を食べたり前向きに過ごそう。身体を冷やさない事と、待っている間の滑落(巻き込みを含む)だけには注意を払おう。

三ノ搭
最後の登り返しを過ぎれば三ノ塔山頂。
三ノ塔山頂 休憩所
三ノ搭山頂には立派な休憩所が出来ていた。
丹沢 表尾根
振り返れば今まで歩いて来た表尾根が。塔ノ岳の辺りにちょっと雲がかかっている。

三ノ搭から塔ノ岳の表尾根は人気なコースなだけあって歩きごたえもあるし、スパッと抜けた稜線歩きを楽しめる。目的地を目視しながら景色も開けて、どんどん歩ける。

ただ、三ノ塔から大倉までの下りは単調な上に景色もトレイルもイマイチで、ラストにロード歩きもあったりしてハイク後半にはちょっとダレるかも。

丹沢は1600m前後の標高であまり高い山では無いけれども、樹林帯歩きから、稜線歩き、岩場歩きとバリエーションに富んで歩ける魅力的な山域だ。尾根から見るそれぞれの山は山然として恰好が良く、それでいて都心からのアクセスも良い。基本テント泊が禁止なので小屋を使わないハイカーはデイハイクになってしまうのが残念だが、その辺もまた工夫次第だろう。

今回は丹沢主脈縦走、丹沢主稜縦走の下見もかねて約20km歩いてみたが、体力的には問題無さそう。おそらく最大のネックになりそうなのが、始発のバスでトレイルヘッドに到着して、スタートダッシュで先頭を進めなかった時に自分のペースで歩き続けられない事だろう。

この辺も色々加味してプランを考えてみる時間もまた楽しいもので。